モルディブGrand Park Kodhipparuを写真付きで解説
モルディブで滞在したホテル、グランドパークコディッパルについて、詳しく紹介していきます。2019年11月に、オールインクルーシブで5泊しました。
Grand Park Kodhipparu
2017年9月にオープン、空港のあるマレからスピードボートで20分、北マーレ環礁に所在。島の周りをぐるりと囲むサンゴ礁(ハウスリーフ)が魅力で、シュノーケルでカラフルな熱帯魚に出会えます。モルディブは1島1リゾートが基本ですが、この島は1周歩いて20分ほど。狭すぎず広すぎず、どこへ行くにも徒歩でアクセス可能なちょうど良い広さです。歩きたくない時は、部屋の内線からバギーを呼べば、すぐに迎えに来てくれ(早いと1分、混んでいると10分くらい待つ)、目的地まで乗せて行ってくれます。初日から主人が海中の岩で足の裏を盛大に切ったため、バギー大活躍で20回くらい乗せてもらいました。
レストランは3ヶ所。「THE EDGE」「BREEZE」「FIRE DOOR」があります。FIRE DOORは、ドレスコード有のファインダイニングでオールインクルーシブでは利用できません。今回の旅では、ハネムーン特典で、ディナーが1回分がサービスで付いていました。各レストランでの食事の詳細は、別で記事にする予定です!
部屋の紹介
「プライベートプール不要+シュノーケリングが楽しみたい」という希望の下、オーシャンウォーターヴィラのコテージに泊まりました。部屋がとっても可愛い、おしゃれ、そして広い。天井も高く、解放感抜群。冷暖房はありませんが、終始快適でした。
床の一部がガラスになっており、海を覗くことができ、カラフルな魚が楽しめます。夜はライトで海を照らすことができ、エイが居たり、ダツの群れが集まってきたり、わくわくが止まりませんでした。
デッキ(バルコニー)には、ハンモック。日中は日焼けが怖くて利用しませんでしたが、夜ハンモックに体をあずけながら星を眺め、お酒を飲む時間が最高でした。ただただ静かな波の音だけが響き、「非日常」を存分に味わうことができました。
お酒は、ハーフボトルのワイン(赤・白)コロナ×2本、小さいサイズのバカルディやウイスキーも割って美味しく頂きました。ソフトドリンクは100%ジュール(オレンジ、りんご)、コーラ、ダイエットコーラ、スプライト、トニックウォーター、炭酸水。下の段に入っているのは、コーヒー&紅茶用のポーションミルク。写真を撮り忘れましたが、インスタントのコーヒーやティーパックも充実でした。
アメニティも充実
シャワーコーナーには、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル。水圧も問題なし。
無料の早朝ヨガ(6:00)に参加したら、受講者が私1名でした。若干気まずかったものの、潮風を感じながら海辺で受けるレッスンは贅沢この上ない思い出です。英語でのレッスンが新鮮!
居心地が良かった理由
・日本人スタッフの「シゲコ」さんが頼もしかった
→トリップアドバイザーでも、シゲコさんの評判はすこぶる良かったですが、本当に親切な方でした。現地でLINEを交換してくれ、レストランやオプショナルツアーの予約など、シゲコさんにLINEを送ればOKだったので、とても楽でした。返信も早く、設備の使い方や、おすすめのシュノーケリングスポットなども丁寧に答えて下さり、安心して滞在することができました。
・「高級過ぎず」肩肘はらずに過ごすことができた
→レストラン等もTシャツやデニムで気軽に出入りできるので、気楽でした。
・年齢層が高めで、落ち着いた雰囲気だった
→時期的な問題が大きいと思いますが、子連れや団体旅行客がおらず、落ち着いた雰囲気でした。日本人はハネムーナーらしきカップルを4~5組見かけました。30代後半~40代くらいの方が多いように見受けられました。
・食事のレベルが高かった!
→何を食べても驚くほど美味しかったです。オールインクルーシブで使えるレストランが3ヶ所しかないので美味しく無かったら悔しいなと思っていましたが、どこで何を食べても美味しい。1皿1皿、見た目も華やかで、かかっているドレッシングなどにもこだわりを感じられ、旅行で不足しがちな野菜もたくさん摂ることができ、感激でした。ビュッフェは種類少なめですが、クオリティは高かったです。
・スタッフの方が親切だった!
→もともとイギリス領だったためか、スタッフの方みなさん英語が堪能で、こちらの拙い英語もしっかり理解してくれました。たまに堂々とサボってる方がいたのはご愛敬ですが、すれ違う際に挨拶してくれたり、レストランで部屋の番号を覚えていてくれたり、ホスピタリティーにあふれた方たちが多く、心地よい滞在となりました。
・デッキ(バルコニー)にシャワーが付いていた!
→デッキから海へハシゴが下りており、そこから海へ入れるのですが、デッキにシャワーが付いているお陰で、部屋に入る前に、海水を落とすことができました!風呂場の床を海水でベタベタにしたくなかったので、とても助かりました。
・部屋を介さずに、海からシャワールームへ行けた!
→バスルームからデッキにつながる扉があるので、海へ入った後、寝室を介さずダイレクトにシャワーへ向かえるのは、清潔感があり良かったです。
・海が暖かかった!
→どんな常夏リゾートであっても海に入った瞬間は、寒い!と感じるものだと思っていました。しかし、ここは夜でも海水が本当に暖かく、出たり入ったりするのが全く苦にならなかったです。ニューカレドニアに行った友人が、海水が冷たくあまり泳ぐ気になれなかったと話していたので、
ここが惜しかった
・オールインクルーシブは、「1日に何度でも好きなものを飲み食いできる」という認識でしたが、こちらではレストランでの食事回数は、1日3回と決まっていました。8時に目覚めのシャンパン、10時に朝食とシャンパン、14時にスイーツとシャンパン、18時に軽食とビール、21時に軽食とビールと…のような滞在を夢見ていたので(欲張り)、少し残念でした。ただ、食事が何を食べてもボリュームが多かったので、間食する気が起きず、結果的に不満はありませんでした。※ドリンク利用(アルコール含む)は1日何度でも可。
・部屋にタオルを干す場所が欲しかった
→海で泳いだ後やシャワー後に、タオルを干す場所がありませんでした。1日に何度も海へ入ったため、毎回タオルを変えるわけにもいかず、日本から持参していたハンガーをカーテンレールに掛けて凌いでいましたが、部屋の造りがお洒落なため、かける場所がなかったです。
・オールインクルーシブで、ルームサービスも利用できると良かった
→部屋内のミニバーの飲み物もそれなりに充実していましたが、部屋で海を眺めながら、フィッシュ&チップス片手にカクテルを愉しみたかったです。
・リゾート内にお土産物やさんなど、ショップが欲しかった
→マレの空港で売っているお土産のクオリティが恐ろしく低かったので、ホテルで可愛いアクセサリーや雑貨などを思い出に買えたら嬉しかったです。
・レストランメニューも日本語版が欲しかった
→エスニック料理など、あまり目にしない英単語が多かったので、日本語メニューがあるとより嬉しかったです。
・海が遠浅で、思っていたほどシュノーケルが楽しめなかった
→遠浅で、干潮時は海に膝立ちできるほど潮が引き、満潮時も2mくらいと、あまり深くなりません。急に深くなるドロップオフエリアまでシュノーケルで行くことが許可されていますが、正直物足りなかったです。水深1mもないところで、サメ(ブラックチップシャーク)に出くわしたときは焦りました。浅くてもカラフルな熱帯魚が目に楽しいですし、泳げない人にはパーフェクト。
<細かい情報>
・ルームクリーニングは、1日2度、朝夕くる!
(ここでチップを払うために現金が必要!それ以外に現金利用無し)
・ビュッフェの内容は、日替わり!でも似たような感じなので、1週間以上いると飽きると思われる(5日で若干飽きた)!
・マレ⇔ホテル感の水上ボートが、驚くほど揺れた。店員20名程のボートで20分程度だが、酔いやすい方は酔い止めがあると安心
・ハネムーン特典で、サンセットフィッシングがついていたので参加したが、船全体(10名)で1匹しか連れず、不穏な空気が流れた。釣れる日は20匹以上釣れるらしい。
・蚊など、気になる虫はいなかった。
・滞在中、雨は夜中~明け方にかけて1回降っただけだった。
・飲む日焼け止めも持参し、完全防備だったはずが、驚くほど日焼けした。
・プールはレストランTHEの中にあり、泳ぐにはハードルが高い感じだった。
・出身構成は、アジア系:4割、欧米系:3割、インド系:3割な印象だった。
・目が痛くなるほど強い紫外線。サングラスと帽子は必須。
・スコールが降ることもあるが、居室内やレストランにパラソルがあるので傘不要
・Wi-Fiはホテル内どこでも問題無くつながる!
・ヴィラ内に2台エアコンあり(ベッドルーム&浴室)。
【勝手にQ&A】
オールインクルーシブにすべき?
酒飲みはオールインクルーシブが良いと思います。1泊$12前後~カクテルだと$20前後なので、オールインクルーシブの方が、ケチらず過ごせると思います。食事は1皿で日本の1.7人前くらいの量がくるので、そんなにお金はかからないかと。なので、飲まない方へは通常プランをおすすめします。お水も高いので、ミネラルウォーターなど飲み物を持てるだけ持参すればだいぶ節約になるのではないでしょうか。
なんでこのホテルを選んだの?
下記5つの希望を旅行代理店に伝え、候補を出してもらった中から、トリップアドバイザーの口コミを調べました。日本人スタッフがいるとの情報が決め手で、ここに決めました。
・オールインクルーシブがある
・水上コテージに泊まれる(部屋から海にジャンプインできる)
・空港のあるマレから水上ボートで行ける範囲(飛行機での移動が面倒だったので)
・船に乗らずに、コテージからシュノーケルが楽しめる
飛行機に乗るのが面倒で、水上ボートで行けるホテルを希望しましたが、水上飛行機から見下ろすモルディブの景色は、一生忘れないほどの絶景らしいです。