1泊でスリランカ、シーギリヤロックへ!スケジュールを徹底解説
アーユボーワン!ハネムーンの締めくくりにスリランカへ1泊立ち寄り。モルディブから1時間のフライトでした。が、40分遅延するスリランカ航空ちゃん、さすが。こちらの記事では、25時間の滞在スケジュールを記します。
プランは下記の通りです。
19:00 スリランカ(コロンボ)着→シギリヤ付近のホテルへ
20:00 夕食レストランへ立ち寄り
23:30 ホテル(アマヤ レイク ダンブッラ)着
7:30 ホテル出発→世界遺産シギリヤロックへ
8:30 シギリヤ登山開始
10:30 昼食まで時間があまったので、紅茶ショップへ!
11:15 それでも時間があまったので、スパイス園へ
12:30 ランチバイキング→空港へ向けて出発
15:00 現地のスーパーへ立ち寄り
17:00 空港着
19:50 コロンボ発→翌7:30成田空港着
空港を出て、ガイドのマドワさんと合流。スリランカは、公共交通機関が発達していないので、旅行は1組に1人専属ガイドがついて、車で行きたい場所に案内してくれるスタイルが主流のよう。
税関を抜けると、すぐに両替所が並んだお出迎えエリアに出ます。あちこちの両替所から、「Exchange!!」とか「リョウガエ!」とか勧誘されて怖かったです。マドワさんに確認したところ「どこで両替してもレートは同じだから、どこでもいいよ」とのことだったので、SampathBankで、チップやドリンク代として3千円(LKR5,100.00)を両替しました。
お目当ての世界遺産シーギリヤロックへは、コロンボから4時間半ほどかかるので、ドライブで4時間ほどかけて、ダンブッラエリアへ向かいます。マドワさんにスリランカについて教えてもらったり、仮眠をとったりしながらホテルへ。途中のレストランで夕食をとりました。
初めてのスリランカ料理!
ミネラルウォーター500mlを注文し、2人でシェア。店員さんにビールをゴリ推しされましたが、この後3時間ドライブが待っているので遠慮。「ローカルレストランで食事」とスケジュール表には書かれていましたが、旅行代理店と提携している観光客向けのレストランという感じでした。チキンとフィッシュが選べて、旦那はチキン、私はフィッシュを。これがね、まずかったです。スパイシーすぎて口に合わない!とかなら良い経験にもなったんでしょうけど、ただ味がしない、ぱさぱさのチキンとフィッシュでした。
そして天井のシミが動いている?!
目の錯覚かと思いきや、ヤモリ(?)の大群。驚きを超えて、ちょっと感動。テーブルの真上なので、落ちてきたらどうしようという若干の不安を抱えながら食事。ゴキブリもちょろちょろしてたり。苦手な人には地獄でしょうね。観光客向けのレストランでさえこうなのだから、ローカルレストランが気になります。飲料水代2名で約400円を支払い、ホテルへ。
ホテル、アマヤ レイク ダンブッラへ着いたのは23:30頃。自然に囲まれた素晴らしいホテルでしたが、滞在時間はわずか8時間で、寝るだけになりました。朝7:30にホテルを出て、シーギリヤロックへ。シーギリヤ観光は別記事に↓
https://panyopeu.hatenablog.com/entry/2019/12/16/183729
スリランカと言えば、セイロンティー!紅茶ショップへ立ち寄り
シーギリヤ観光は登山路が混むと4時間くらいかかってしまうようですが、比較的空いていたので2時間弱で下山!お昼にはまだ早かったので、紅茶ショップへ連れて行ってもらいました(織物の工場&ショップへ連れていかれそうになりましたが、断固拒否)。シーギリヤから車で10分ほどの、THE観光客向けのお土産物屋さん!という感じ。30種類くらいの紅茶が並び、どの商品にもサンプルが置いてあるので、1つ1つ香りを確認できます。店内は貸し切りで、スタッフの方が必死に商品説明をしてくるので少し気まずかったですが、スーパーではここに並ぶような高級紅茶は売られていないようなので、6000円分くらい買いました。産地別の飲み比べセットから日本人が好きそうな可愛い缶入りのものまで500円~1万円程度の品添えだったと思います。空港より少し安いのかな?種類は多いです。ティーパックは邪道らしく、全て茶葉。ティーパックの紅茶なんて、こっちじゃ飲む人いないよ、まずいもん。とのこと。ちなみに、宝石店も同居しており、入店すると宝石をゴリゴリ進められます。知らなかったけど、スリランカは宝石も有名だそう。なんにせよ、何も買わずに帰るには気まずいお店です。紅茶って軽いけど、かさばるのでスーツケースを圧迫する。。
時間が余ったのでスパイス園へ立ち寄り!
紅茶ショップから車で10分ほど。ここもTHE観光客向け!な場所です。レモングラスやシナモン、バニラ、タイム、カルダモン、ローリエなどなどなど、様々なスパイスが植えられていて、歩きながらスパイスが持つ効能や使い方の説明を聞いたり、葉をちぎって香りを確認させてくれたりします。普段は日本語で説明してくれるスタッフがいるそうですが、この日は不在らしく、英語で説明を受けました。はじめは胡散くさ!来なければ良かった、と後悔していたのですが、説明が興味深い。ココナッツオイルはココナッツの色によって効能が違うから、料理用と美容用は一緒じゃダメなんだ。同じにしている商品も売られているけどね。とか、胡椒で香りが一番強い実の色は、。とか、外は灼熱でしたが、うんちく大好き夫婦には、幸せな15分間でした。そのあと、中に通されハンドマッサージを勧められましたが、時間がかかりそうなのでお断り。セルライトに効くクリームや、シミを改善するオイル、肩こりに効くクリームなどがあるとのことだったで、説明のお礼も兼ねて、ショップで色々購入できればと思っていました。が、商品のパッケージがボロボロ。何年前に製造したの?みたいにラベルが薄くなっていたり、オイルはボトルから若干漏れているし、スパイスはジップロックのような袋に入っているだけで衛生面が不安だし、なのに高い。ヘアオイルやクリームが手のひらサイズで4,000円~くらい。本当に効果あるなら安いと思いますが、あまりにも見た目が怪しくて、中身が信用できませんでした。とはいえ、買わないで出る勇気のない我々は、クリームを1つ購入。シミ・しわ・・・に効果があるそうです。$43と書いてありましたが、$38に値下げしてくれました。説明も商品もとても面白いから、パッケージを買えるだけで5倍くらい売れると思うのになあ。
スリランカ3食目ランチバイキング
アイスティーを2人分注文。アイスティーある?って聞いたら、無いけど作るよっとのことで、淹れた紅茶を氷で冷やして出してくれました。シロップたっぷりで甘い。こっちの人は暑い日もホットを飲むらしく、アイスティーは邪道ですって。
団体も1人旅も、色んな国の方がガイドに連れられてこの会場で食事をとっていました。
見た目から甘いも辛いもわからないので、色んなものを少しずつ食べてみる..いろんな国の人にあるように、オーソドックスな味付けなようです。食事は、ホテルの朝食が圧倒的に美味しかった!!
その後、道がスムーズだったので空港途中にあるローカルスーパー「アルピコ」へ40分ほど寄ってもらい、スパイスやお菓子のお買い物をして、空港に向かいました。
出発前に旅行代理店の方と相談した際は、ショッピングを含め、シギリヤ登山以外の予定をスケジュールに組み込むことはできないと言われ、行きたい場所があれば、現地のガイドと交渉するようにと聞いていました。結果的に、紅茶屋やスパイス園など、ちょこちょこ立ち寄ってもらえて良かったです。ガイドさんが連れて行ってくれるお店は、全て旅行者向けのスポットだったので(スーパー以外)、ガイドさん的にも連れて行ったほうが株が上がるのかな?と思ったり..
勝手にQ&A
- 旅費はいくら?
モルディブ旅行のオプションとして行ったので、日本からの旅費ではありませんが、@47,600円でした。内訳:モルディブ→コロンボへの航空券代、ホテル宿泊代、食事代(夜・朝・昼、飲み物代は別)、ガイド代、シーギリヤ入場料です。※コロンボ空港利用税が別途7,100円かかりました。
- 危なくないの?
汚いと感じたことは何度かありましたが、危険を感じたことは1度もありませんでした。ガイドさんと四六時中一緒だし、主要な観光地にしか行ってませんからね。ただ、「シギリヤで階段を登るときに現地人が腕を掴んできて、無理やり階段上るのをサポートしてきて(実際、腕に手を添えられてるだけで何のサポートにもならなかった)、最後にお金を要求してくる」ということはありました。「NO」と言っても話してくれなかったので、ガイドさん経由で断ってもらい、支払いは免れました。日本人をターゲットにしているみたいで、欧米人や中国人には手出ししていませんでした。日本人、断るの苦手ですもんね。
- 長時間ドライブ辛くない?
でこぼこな道路を覚悟していましたが、しっかり舗装されていて快適でした。日本ではまず見ないタイミングでの、車やバスの無茶な追い越しが横行しており、何度もヒヤヒヤしました。信号がほとんど無く、渋滞もなし。自然に囲まれた道路をひたすらドライブするので、途中でトイレに行きたくなったらどうするんだろうという不安はありました(こっそり森の中でするのかな?)。また、ガイドのマドワさんが金持ちだったからかもしれませんが、日本でも人気の立派なトヨタ車で、乗り心地良かったです。
- トイレは汚いの?
トイレットペーパーが無いとの記事を読んだことあり心配でしたが、私が入ったトイレにはありました。こちらは、お尻をトイレットペーパーで拭かず、シャワーで流す文化らしく、男性トイレの床は水浸しなことが多かったよう(夫談)。総評としては、観光地しか訪れていませんが、どこのトイレも薄暗く、苦痛なほどではありませんが、清潔感はありませんでした(ホテルのみ超キレイ!)。
- 暑いの?
11月に行きましたがとても暑かったです。湿度も高いので、滝のように汗が出ました。また、紫外線が恐ろしく強く、日焼けしました。
- 同行するガイドはどんな人?
観光協会に登録しており、そこから派遣されているようです。私のガイドのマドワさんは、30歳前後の紳士。ホテル以外の時間をずっと一緒に過ごすので、ガイドの当たりハズレはあると思います。マドワさんは日本語レベルも高く、フレンドリーだがお喋り過ぎず、気を遣いすぎず適度に適当な感じが心地よく、素敵な方でした。3年間日本で語学学校へ通っていたそうですが、日本に興味があったわけでなく、仲良い友達が日本に留学するタイミングで一緒に行かないかと誘われ、ノリでついて行ったらしいです(笑)金持ちか。
24時間にも満たない滞在でしたが、モルディブとも日本とも完全に別世界!で大変興味深く、行って良かった!!!魅力がたくさんある国なので、これから時間をかけて発展していくんだろうなという印象を受けました。4日くらいあれば、主要スポットは巡れそうなので、手軽!女子旅の集団も多かったので、今度は友人と行きたいです。
ちなみに!
- モルディブと同じく、JCBカードは使えない模様(VISAで過ごした)
- レモングラスの香りがする虫よけ効能ありの日焼け止めを塗っていたのですが、24時間で10ヶ所くらい蚊に刺された
- 入国にはETAというビザが必要!申請は簡単で、英語でウェブフォームを入力し、5分くらいで承認のメール連絡が来た。4月に発生したテロの影響で観光客が激減しているらしく、11月現在、無料で申し込むことが可能。テロがあってから、あちこちでセキュリティチェックが強化されたそう。空港でも3回荷物検査があり、街中や観光地でも検問があり、パスポートの提示を求められた。
- ミネラルウォーターのボトルのキャップが緩めの作りで、しっかり締めてもちょーっとずつ漏れてきて、Eチケットがシナシナになった。
- スリランカの空港は、乗り継ぎ時も出国時も驚くほど荷物検査に時間がかかった(出国時は3回荷物を機械に通す検査があった)。
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野犬だらけ。滞在中に野犬を500匹は見た!でも人に興味がないようで、威嚇してくることも近寄ってくることも無い。ガイドさん曰く、政府主導で狂犬病対策は行っているとのこと。(後日、スリランカでビジネスをする知人に尋ねると、やはり狂犬病予防は十分ではないとのこと。この数みんな処置するのに何年かかるか...)
- 靴や上着を脱いで荷物を預けるセキュリティチェックが搭乗までに3度ある。2019年にテロがあったので、荷物検査が厳重なのは理解できるが、「あれ?水をかばんの中に入れっぱなしだったんだけど大丈夫だった!」と言っている方を見かけたので検査の精度が不安
- ↑荷物検査に長蛇の列。モルディブへの乗り継ぎ時も日本への帰国時も、1時間は並んだ。呑気にお喋りしながら働く職員が多いし、列の並ぶ方向が定まっていないので、無理やり横入りしてくる人も多く、カオスだった
- 空港内に座れる場所が少ない。搭乗待ちのスペースも、座りきれず立っている人多数。搭乗ゲートに入る前にも荷物検査があり、トイレに出ると、また並んで検査を受け、再入場しなければならなかった..
耐えがたいほどではありませんが、残念でした。
あるサイトで調べたところ、スリランカの信用格付は「B」。ウガンダやブルキナファソ、カーボヴェルデなど、旅行先としてあまり耳にしない国々が同ランクに属します。現地の暮らしを垣間見ることはできませんでしたが、たった1泊とは思えないほど、初めての文化や自然・空気に触れることができ、これからの発展がとても楽しみな国だなと感じました。スリランカを選んで心から良かったと思っています!
購入品は別の記事をアップする予定です!また何か思い出したら書きますね^^